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執筆者の写真Kaishu Yagi

SELFLINERNOTES: まばゆい世界 / tip top nap [Archive]

まずはじめに、 ぼくは無駄なものこそが人生を豊かにしてくれると考えている。 その上で無駄なものをコントロールすること、そのバランス感がその人の魅力であると思う。 だから僕は無駄を愛している!


映像、音楽、文章、絵画、彫刻、などなど、 あらゆる表現は生物として生きていく上では必要が無い。 だからこそ、そこに意味を見出そうとするしアイデンティティを示したくなる。 いろんな文化や娯楽、パッと思いつくのだとコーヒー、タバコ、お酒、洋服(≠プチプライス)、まあなんでもいいけど、そういう一見無駄なものへの造詣が深い人って魅力的じゃないですか? 世間一般論は知らんけどね。

この曲はそういった無駄への憧憬を歌っているんじゃないかなって思う!


ぼくは当然Oasisが好きでリードボーカルのリアムが適当に振ってるタンバリンは、無駄なものの象徴として(つまりはロックスターの象徴として)刷り込まれてる。 ディランのMr. Tambourine Man、ブランキーの赤いタンバリン、ミッシェルのブラックタンバリン、とにかくタンバリンはロックスターなのだ! ぼくの無駄への憧憬を具現化しているアイテムてわけ!

そんなわけでこのビデオです。



主演を務めてくれたレオは普段はテクノのDJをしていて、 すごくオープンで一緒にいて退屈しないタイプの最高なやつ。 多分無駄なことがだいぶ好きだと思う。



後半から出てくるタンバリン・クイーンはダンサーの愛菜。 もう長い付き合いと言い始めてもいいくらいの付き合いで、 普段はジャズダンスを軸にチームやソロで精力的に活動している。 それはこの一連のロジックに落とし込むと無駄そのもので、だからカッコいい。



タンバリン・クイーンが棲んでいるところは、 京都が誇る巨大喫茶グループ マドラグ一門の喫茶ガボール。 そもそも喫茶店は無駄を愛でるための空間だし、 ここは壁にあるポスターなんかも最高で超良い無駄空間。 改めて場所を貸していただいてありがとうございます! http://madrague.info/gabor.html


そんな具合です! こういうライナーノーツを読むタイプの人間は無駄なこと好きなタイプだと思うんで、なんか感覚で伝わったなら嬉しいですね。 最近は理論や頭を使って伝えることより、感覚や本能的な部分で伝えることに注力しています。

無駄なことしまくっていきましょ!

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